Transporterの基本

TransporterはJavaベースのコマンドラインツールで、コンテンツをApple Booksにデリバリする際に利用できます。Transporterを初めて使用する場合は、「Transporterユーザガイド」の「クイックスタート」を参照してください。

Transporterにはさまざまな実行モードが備わっており、デリバリ前のXMLファイルや.itmspパッケージの検証、アセットやメタデータのアップロード、デリバリのステータス確認などが可能です。各モードの概要、関連するコマンドラインオプション、およびAppleのベストプラクティスについて詳しくは、「Transporterユーザガイド」の「Transporterを実行する」を参照してください。詳細については、コマンドラインオプションと値の一覧を参照してください。

基本となるTransporterのモード

ブックを扱う際によく使用するTransporterのモードは以下の通りです。

  • Schemaモード:XMLファイルをパッケージ化してAppleに送信する前に、スキーマファイルを取得してXMLファイルを検証します。
  • Verifyモード:.itmspパッケージを検証し、デリバリ前にメタデータとアセットが技術要件を満たしていることを確認します。アップロードする前に潜在的な問題点に対処できるようにします。
  • Uploadモード:デリバリの準備が整ったことを確認した後で、アセットやメタデータをAppleにアップロードします。Appleは、パッケージのアップロード時に-t transportを指定せず、Transporterがパッケージに最適な転送モードを自動的に判断できるようにすることを推奨しています。また、パッケージをアップロードする際には毎回ログファイルを生成し、[-v verbosity]オプションを使用することを推奨します。デリバリに関する問題発生時にサポートが必要な場合は、eXtremeログのコピーを提供してください。
  • Statusモード:.itmspファイルのステータスを確認し、アップロード後にパッケージのエラーや品質レビューのリジェクションが発生していないかどうかを確認します。
  • Lookup Metadataモード:以前アップロードしたブックの現在のメタデータを取得します。XMLファイルやアセットに対する修正を行う際は、メタデータファイルをダウンロードすることが推奨されます。メタデータファイルにはシリーズのApple IDやコントリビューターなどの情報が記述されているため、ダウンロードすることで、再デリバリを効率的かつ正確に行うことができます。
  • Providerモード:このモードは、主にアグリゲーターが、自身がコンテンツを代わりにアップロードする権限を持つプロバイダーの一覧を取得するため、およびコマンドラインで必要となるプロバイダーのショートネームを取得するために使用します。
  • Request Reportモード:カタログレポートと売上レポートを取得します。売上レポートと予約注文売上レポートは、Transporterでは概要レベルと詳細レベルの両方が提供され、期間は日次、週次、月次、年次が用意されています。これらのレポートを取得するには、iTunes ConnectのAdmin、Sales、またはFinanceの役割が必要です。また、リクエストする際には該当するSAPベンダー番号が必要です。