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2025年11月3日

Apple Music Analytics API:非同期バッチ処理機能が新登場

新機能の非同期バッチ処理がMusic Analytics APIに追加され、audience-engagement (オーディエンスのエンゲージメント)エンドポイントとaudience-overlap (オーディエンスの重複)エンドポイントで利用可能になりました。この機能を使用すると、エンティティID制限のしきい値を緩和した上で、処理負荷の高いAPI呼び出しを実行し、その結果を後で取得することができます。新しいエンドポイントでは、このような実行時間の長いクエリを効率よく管理し、ステータスの確認やプロセスのキャンセル、結果の取得を行えるようになります。この新機能の主な特徴は以下の通りです。

  • クエリ制限の緩和
    • 指定できるエンティティ数の上限が、アーティストでは5,000件、アルバムと楽曲ではそれぞれ1万件に緩和されました。
    • マクロクエリでさかのぼれる日数が、標準API呼び出しの31日から365日に増えました。
  • Macro discovered-in (発見経路分析マクロ)
    • Macro discovered-in (発見経路分析マクロ)では、発見と再エンゲージメントの伸びを確認できます。カタログ全体を対象に検索を実施して、人気が急上昇している意外なコンテンツや未知のコンテンツを確認したり、カタログ全体で発見ソースを特定したり、エディターによる活動やマーケティング活動がコンテンツの発見に与えた影響を把握したりできます。

Music Analytics APIの最新の変更と追加機能の詳細をご確認ください。また、APIについて詳しくは、Music Analytics APIに対してGETリクエストを送信してください。