Compressor 4.4.5を利用できるようになりました

2019年10月16日

再エンコード不要の音声チャンネルの振り分け機能を有するCompressor 4.4.5が利用できるようになりました。最近リリースされたmacOS Catalinaは、64ビットアプリケーションのみをサポートしています。その結果、QuickTime Pro 7などの32ビットアプリケーションはCatalinaで機能しなくなります。Compressor 4.4.5には、コマンドラインインターフェイスを介してAppleにデリバリするQuickTimeムービーの音声チャンネルを振り分けする機能が追加されています。-⁠relabelaudiotracksのコマンドを使い、振り分けしたいチャンネルを続けることができます。さらに、この音声チャンネルの振り分けは、QuickTimeファイルに対して再エンコード不要で実行できるため、プロセスが大幅に高速化されます。音声チャンネルの振り分けでサポートされる値は次のとおりです:

L : 左
R : 右
C : センター
LFE : LFスクリーン
Ls : 左サラウンド
Rs :右サラウンド
Lc : 左センター
Rc : 右センター
Rls : 左後方サラウンド
Rrs : 右後方サラウンド
Lt : 左トータル
Rt : 右トータル
LtRt : マトリックスステレオ (Lt Rt)
stereo : ステレオ (L R)

Compressorは、オーディオトラックタイトルの名前を変更して、-⁠renametrackswithlayoutsコマンド(mac OS Catalinaでのみ利用可能)の音声チャンネルの振り分けと一致させることもできます。Compressorは、コマンドに-⁠locationpathを追加して新しいファイルに保存することもできます。詳細については、Compressorのコマンドラインヘルプを参照してください。

/Applications/Compressor.app/Contents/MacOS/Compressor -help

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