リリースの管理

チケットへの対応

ミスは必ず発生するものです。ミスは、発生させないことよりも、その修正に労力を割けるかどうかの方が大切です。そのため、Apple Music はメタデータ、アートワーク、配信権/価格の編集プロセスをできる限り簡単にするよう努めています。

デリバリ後に iTunes Connect を使用し、カタログから情報を削除したり、プロバイダまたは Apple によってオープンされたチケットのステータスを確認したりできます。次の方法でチケットにアクセスします。

  • 電子メールからアクセスする。添付されたリンクに従い、リクエストされた変更内容を処理します。
  • iTunes Connect の「チケット」で、特定のチケット ID を検索する。

チケットのステータス

コンテンツのステータスは、iTunes Connect の「チケット」から確認できます。さまざまな検索条件を使用して、提出されたチケットすべてを検索することが可能です。

Ticket (チケット) 説明
承認済み 修正内容が審査され、承認されました。ただし、これによりコンテンツが Apple Music や iTunes Store で即時配信されるというわけではありません。チケットの承認後も、コンテンツは通常の品質保証プロセスを踏む必要があります。
Your Action Needed (要対応) 配信流通パートナーまたはレーベルによる対応が必要な問題があります。チケットを解決するために、追加情報を提供してください。
No Action Needed (対応不要) 配信流通パートナーまたはレーベルが把握しておく必要があるものの、対応することはできない問題が発生していて、すでにプロバイダ側で確認済みです。チケットが当該ステータスになっているコンテンツは、未配信のままとなります。
Pending (保留中) チケットは現在 Apple の品質保証チームによる審査中です。
Denied (却下済み) チケットが品質保証チームによって承認されませんでした。デリバリしたコンテンツは、Apple Music や iTunes Store で配信されません。却下理由が記載されたメールが該当ユーザに送信されます。
中止 発行されたチケットが無効になりました。
Saved for Later (後で提出) チケットがオープンされましたが、まだ提出されていません。

チケットが却下されることのないよう、メタデータ、カバーアート、オーディオへの新たな修正内容が「Apple Music スタイルガイド」に沿ったものであるか必ず確認してください。詳細については、「iTunes パッケージミュージック仕様」の「コンテンツアップデート時の挙動」を参照してください。