Apple Music 売上とトレンドレポートの変更点について。
2017年11月15日
Apple Music レポートが変更され、ストリームに関する詳しいデータが記載されるようになりました。この変更によって、レポートの取り込みにも影響が発生します。そのため、新たに追加されたデータを活用するためには、お使いのシステムでの対応が必要になる場合があります。
ロイヤルティ支払対象のしきい値の変更
2017年11月15日から、売上とトレンドのレポートにロイヤルティ支払対象の新たなしきい値である 30 秒が適用されます。
- この日より前の再生に関するレポートには、新たなしきい値が適用されません。
- Apple の会計カレンダーの第 2 期から、財務報告に今回のしきい値の変更が反映されています。
レポートのバージョン管理
お使いのシステムを更新している間も引き続きレポートをダウンロードできるよう、レポートのバージョン管理を導入しました。2018年2月7日から、Reporter を使用したレポートのダウンロードにバージョン番号の指定が必須になります。
各レポートの最新バージョンについては、「Reporter ユーザガイド」を参照してください。また、getReportVersion
を使用して、任意のレポートの最新バージョンをチェックすることができます。
レポートの変更点
以下のレポートが変更されています。Apple Music ストリーム概要レポート、Apple Music ストリーム詳細レポート、Apple Music コンテンツレポートの最新バージョンをダウンロードするには、Reporter でバージョン 1_1
を指定してください。
Apple Music ストリーム概要レポート。以前は、Apple Music イベントレポートという名称でした。
- Membership Mode の右側に、新たに Membership Partner というフィールドが追加されました。
- Ingest Datestamp フィールドが Datestamp フィールドの右に移動しました。
- Quantity フィールドの名称を Streams に変更しました。
Apple Music ストリーム詳細レポート。
- Ingest Datestamp の右側に、新たに Ingest Timestamp というフィールドが追加されました。
- Membership Mode の右側に、新たに Membership Partner というフィールドが追加されました。
- 次に挙げる既存の列が、Source of Stream の右側に移動しました:Container Type、Container Sub-Type、Container ID、Container Name (表示順)。
- Media Duration がこのレポートから削除されました。今後は、Apple Music コンテンツレポートに記載されます。
- オペレーティングシステムに Sonos が追加されました。
Apple Music コンテンツレポート。
- Media Type の右側に、新たに Media Duration というフィールドが追加されました。
利用可能な各レポートの詳細については、「iTunes Connect 売上とトレンドガイド」を参照してください。