デリバリのステータスの確認
Apple の品質保証チームは、リリースされる作品すべてを審査します。ミュージックパッケージをデリバリした後でも、作品が Apple Music や iTunes Store で無事にリリースされるようステータスの確認を行うのはあなたの責務です。
カタログレポート
カタログレポートは、Apple Music や iTunes Store へのミュージックのデリバリ前と後も、物事を円滑に進める一助となります。当該レポートを活用することで、情報を迅速かつ簡単に確認できるほか、作品が非表示になった理由の理解、予約注文に必要なアセットが不足していないかの確認、対応が必要なチケット一覧を見ることができます。レポートは 1 日 1 回リクエストでき、30 日間有効です。.txt ファイルは、レポートをリクエストすることでダウンロードできます。
iTunes Connect でのレポートのリクエスト
- iTunes Connect で、「マイミュージック」をクリックします。
- ページの右上にある「レポート」をクリックします。
- 「レポートをリクエスト」をクリックします。
- 生成するレポートを選択し、「送信」をクリックします。
- レポートが完成すると、メールが届きます。「マイミュージック」の「レポート」に戻り、「ダウンロード可能」からレポートを入手することも可能です。
リリースステータス
作品のリリース状況を iTunes Connect で確認することができます。ステータスには次のいずれかが表示されます。
- On Store (配信中):ミュージックが Apple Music や iTunes Store で配信中です。ステータスが「On Store (配信中)」にもかかわらず見つからない場合は、iTunes Connect の「マイミュージック」で「iTunes Store で表示」または「Apple Music で表示」をクリックしてください。なお、ミュージックが Apple Music や iTunes Store で配信されるまで最大 24 時間かかります。
- Ready for Store (配信準備完了):指定した配信開始日にミュージックを配信する準備が整っています。
- Not On Store (未配信):ミュージックが Apple Music や iTunes Store で配信されていません。Apple は、ミュージックが「Apple Music スタイルガイド」を遵守していない場合、または法的な理由により、ミュージックを非表示にする権利を有しています。
複数のプロダクトのステータスについては、カタログレポートをダウンロードするか、Transporter の Status モードをご利用ください。
Apple Music や iTunes Store での表示有無
配信されているはずのミュージックが Apple Music や iTunes Store で見つからない場合は、iTunes Connect の「マイミュージック」から「iTunes Store で表示」または「Apple Music で表示」を選択し、iTunes Store や Apple Music のリンクに問題がないか確認していただくことを推奨しています。
ミュージックが配信されていない一般的な理由は次の通りです。
- 配信開始日が正しくない場合。iTunes Connect でステータスを確認してください。
- ステータス列に「On Store (配信中)」と表示されていることを確認します。
- 配信開始日を確認し、正しくない場合は更新します。
- 提出内容が処理中である場合。配信されるまで最大 24 時間かかります。ステータスが「On Store (配信中)」で、配信開始日がすでに過ぎている場合、処理中である可能性があります。
- 未解決のチケットがある場合。カバーアート、メタデータ、オーディオに関する問題でチケットが発行されている場合は、「チケット」で問題を解決してください。
Apple Music や iTunes Store でのミュージック配信を円滑に行うため、「Apple Music スタイルガイド」や「iTunes Connect ミュージックチケットユーザガイド」をよくお読みいただくようお願いいたします。
リリースの迅速化
フラグを使用することにより、リリースを迅速に行うことができます。配信流通パートナーやレーベルは、1 週間に一定数の優先フラグの使用が認められています。ただし、リリースが優先されるからといってフラグを当てにすることはお控えください。作品を円滑に配信できるよう、できるだけ早いデリバリを強く推奨しています。
iTunes Connect の「マイミュージック」の右上にある「レポート」の下に、使用できるフラグの数が表示されます。当該数が表示されない場合は、技術担当者にお問合せください。