リリースの準備
チケットの仕組み
チケットによって、作品のリリースを遅らせたり、作品に関する変更点を伝えたりすることができます。チケットは、次の 2 つの方法で生成できます。
- デリバリ後に Admin または Technical の役割を持つユーザによって生成
- 品質審査プロセス中に Apple の品質保証チームによって生成
チケットが発行されると、品質保証チームがその内容を審査します。承認され次第、24 時間以内にリリース可能となります。
チケットの種類
チケットにはそれぞれ役割があります。Admin と Technical の役割を持つユーザは、iTunes Connect や Transporter で次のチケットに対する変更または対応ができます。
タイプ | 説明 |
---|---|
メタデータ | ミュージックやミュージックビデオに関するメタデータ (一部を除く) を変更する際に使用します。 |
カバーアート | ミュージックやミュージックビデオで現在使用されているカバーアートを更新する際に使用します。 |
オーディオ | アルバムに収録されているトラックのオーディオを差し替える際に使用します。 |
チケットの審査プロセス
ミュージックまたはメタデータを変更する必要がある場合は、変更内容に関するチケットを必ず提出してください。Apple に提出された当該チケットは、品質保証チームによって承認または却下されます。変更可能な項目については、「オーディオ、カバーアート、メタデータの変更」を参照してください。
次の項目は、iTunes Producer を使用して再デリバリすることで、更新可能です。
- オーディオ
- 価格帯
- 配信開始日
- アルバムの P ラインおよび Copyright
- Parental Advisory (警告) タグ
- レーベル名
- トラックプレビュー開始時刻
- 音声言語
* 配信流通パートナーによって異なる場合があります。これは完全なリストではありません。
次の項目は、Apple Music や iTunes Store にいったんデリバリされると、更新できません。
- UPC、EAN、JAN
- ISRC
- ベンダー ID
- トラックの追加
- ビデオの追加
- デジタルブックレットの追加
チケットは、ミュージックの配信可否において重要な役割を担っています。発行されたチケットに対処しなければ、Apple Music や iTunes Store で作品が非表示、ストリーミング不可、購入不可になるおそれがあります。詳細については、「iTunes Connect ミュージックチケットユーザガイド」を参照してください。