リリースの準備
Apple Music の標準的なメタデータ
メタデータは、ファンやリスナーが聴きたいミュージックを見つけるために不可欠なものです。配信パートナーやエンコーディングハウスにとって、メタデータはデリバリにおける必須要件の一つです。メタデータでは必ず、ミュージックの関係者全員が適切に言及されるようにしてください。
また、Apple Music と iTunes Store に対して正確なメタデータをデリバリすることで、ミュージックがストアで正しい場所に表示されるようになり、またチケットが発行されるリスクも低減します。チケットは、発行されると即時対応が必要となるため、これによりリリースに関連するマーケティングやプロモーションの進行が妨げられることがあります。
メタデータの種類
- 一般情報の説明:アーティスト名 (プライマリおよびフィーチャリング)、曲のタイトル、リリース日、トラック番号など、全般的な情報がここに含まれます。曲やアルバムをライブラリやプレイリストに追加するために使用されるものです。
- 演奏権関連:ソーシャルメディア、テレビや映画、広告などの力により、ミュージックが幅広い層にリーチすることもあるでしょう。このカテゴリのメタデータには、パフォーマー、作曲者、作詞者、プロデューサー、エンジニア、管理者など、主な関係者のクレジットが含まれます。
- 二次情報:ムードやジャンルなどの情報が含まれます。キュレーションによるプレイリスト作成や、Shazam のような高度な技術の活用が盛んに行われている現代においては、このような漠然とした二次情報による検索でミュージックが発見されることも少なくありません。
言語とローカリゼーションの重要性
ローカリゼーションは、世界のさまざまな国や地域でミュージックが発見される上での架け橋となります。すべてのテリトリでメタデータをプライマリ言語で表示させる場合を除き、利用可能なローカリゼーションすべてにおいて、正確なものを提供してください。